診察の始まりは問診です。
短い時間であっても効率的な問診を行い、引き続いて観察、検査などによって可能な限り情報を集めます。もちろん人間の体のしくみはあまりにも複雑な上、時間的・医療経済的・社会的制限がありますのですべてその場で解決できるものではありませんが可能な限り合理的、科学的な判断、診断を心がけています。
当院を受診する前に他の病院、医院を受診した場合は検査結果や処方がある場合はできるだけ資料(検査結果を印刷した資料、お薬手帳など)をご持参下さい。
昔は耳鼻科といえば毎日通院して処置をしてもらうのが当然でしたが、当院はむしろ初診段階で診察や検査をしっかり行って通院回数は逆に少なめにしたいと考えています。また当院では診断や治療が難しいと考えた場合は早めに総合病院、大学病院へ紹介をします。さらに他院でのセカンドオピニオンをご希望の場合もどうぞご遠慮無く申し出て下さい。有料になりますが紹介状もお作りします。
診察結果の説明は時間の制約があってなかなか完璧を期すのは難しいのが現状ですが、説明用の資料をお渡ししたりて少しでも理解していただけるようにしています。また今後はITを利用した説明媒体を使うよう準備しています。
電子内視鏡です。
鼻の中からノドの奥まで観察します。ビデオ撮影して映像は保存されます。観察した画像はその場でお見せできます。
顕微鏡です。
鼻みずの中の細胞を観察してアレルギー性鼻炎かどうかの判断の参考にします。アレルギー性鼻炎の場合は好酸球という赤い細胞が観察される場合があります。
これは口から咽頭や喉頭を観察する内視鏡です。
魚の骨を探したり声がれの原因を調べます。ビデオカメラを取り付けて画像は保存されます。
主に赤ちゃんや子供さんの鼻の奥やノドの奥を観察する非常に細い内視鏡です。こんなに細くても良い光源を使えば意外に鮮明な画像が撮れるのです。
内視鏡のビデオ装置です。
当院では実体顕微鏡の画像も付き添いの方がモニターでリアルタイムでいっしょに見えるように設えてあります。
今は製造中止になったオリンパスの名器です。
瞳径が大きくて視野が明るく非常に使いやすい実体顕微鏡です。製造中止になったのが信じられないほど素晴らしい顕微鏡です。
甲状腺や耳下腺、顎下腺などノドのできものを観察します。
将来的にはめまいの診断のため頚動脈の血流の観察評価のできる物に買い換えることを検討中です。
鼓膜の圧力を調べる機械です。
耳のつまった感じ、難聴の場合は必須の検査です。
子供の中耳炎の治り具合を評価するためにも使用します。
全身的な炎症の重症度や白血球の量や種類、貧血を2、3分で調べる装置です。指先を非常に小さな専用の使い捨ての針で弾き(ほとんど痛みはなく子供でもほとんど泣きません)染み出した微量の血液で検査します。
小型生体情報モニター(LifemateN)
手術を専門に行っていない耳鼻科クリニックでこれを置いているのは珍しいと思います。血圧と血中酸素濃度を連続記録する機械で、ショック、点適時の観察、重症患者の観察に活躍します。
霧状にした薬剤を副鼻腔やノドに届ける小型吸入器です。
鼻通りを改善する薬剤や炎症を和らげる薬剤を使っています。
レントゲン装置です。
当院ではテレビCMでおなじみのNAOMI (http://www.digitgen.com/index.html)というデジタルレントゲンシステムを使っています。撮影とほぼ同時に画像が得られ、画像ファイリングも簡単、被爆も少なめ、有毒な重金属の廃液も出ないと良いとこずくめです。
レントゲン | 聴力検査・防音室 |
鼻レーザー治療装置 | レーザー鼓膜切開装置(otoLAM) MyLAMS |
迅速血液分析装置、CRP測定装置 | エコー装置 |
電子内視鏡 | 小児用ファイバースコープ |
剛性喉頭鏡 | 鼓膜鏡 |
電子カメラ | 顕微鏡 |
手術用双眼実体顕微鏡 | 眼振観察器(フレンツェルめがね) |
電気凝固装置 | 超酸性水製造装置 |
電子カルテシステム(Dynamics) | 画像ファイリングシステム(RS_Base) |
睡眠時無呼吸検査装置(アプノモニター) | OAE検査装置 |
ジェットネブライザー | 超音波ネブライザー |
ティンパノメトリー | 発作性頭位めまい症治療練習器(Dizzyfix) |